離れたくないと彼女は言った。
だが、そんな彼女も此処には居ない。
運命って残酷だよな。
俺と彼女は違う種族。
共に生きる事は許されず。
彼女は消え去ってしまった。
忽然と、俺の前から。
いつからだろう。
こんな自分の運命を恨んだのは。
長い年月が俺を苦しめた。
あの人に逢わなかったら
俺はどうなってたんだろうな。
今は元気でやってるぜ。
俺の選んだ道だ。
戦う道。
俺にはそれしか出来ないから。
いつかお前が言ってくれた
「自分の生き方」って奴を
もう少し考えてみるよ。