【木】 001:樹氷
陰陽五行50題
凍て付く冷気で射止めてみせる。
『バー』の魔力の因子を
この両の手の間に呼び込み、
それを一気に開花させる。
戦闘を終えた後。
俺は静かに辺りを見渡す。
見事な樹氷が其処に生まれていた。
木々と氷のコントラストに
思わず目を細めて見る。
屈折した光が照明の様に
俺達を照らし出していく。
「ナイス、アシスト!」
アークの声に
俺は漸く現実へと帰って来る。
再び、戦闘の続く現実へと。
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