一番近く
成長を見届けたかった。
一番近くで。
あの娘が大きくなる様を。
それが叶わなかったのは
或る意味仕方の無い事。
そうやって割り切る事で
守れると信じていた頃。
それすらも…幻にしかすぎず。
アイツの力が無ければ
今頃俺達はどうなっていたのかな?
感謝しても足りない。
あの男の優しさに報いるには
一体どうすれば良いんだろうか?
一番近くで。
本当は其処に居たかっただけだ。
あの娘の傍に。
あの男の傍に。
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