この瞬間を誰よりも待ち望んでいた。
世界の未来に、今は目を向けられない。
血が騒ぐ。
期待している。
奴との決着を付ける瞬間を。
失った目の箇所が疼き出す。
父に愛されたアイツを
未だに羨んでいるのだろうか…?
この世界に望まれた存在がどちらなのか。
それさえ解れば…きっと満たされる。
そう。
俺か、奴か。
どちらがこの世界に相応しいのか。
巻き込んで済まなかったな。
お前等は…生き残れ。
それが傭兵の使命って奴だ。
思いの為に犠牲になる必要はねぇ。
俺の準備は万端だぜ。
さぁ…宴を始めようか。
憎らしくも誇らしい、
俺の弟よ……。 |