気持ちと言葉

そんなに語るのは得意な方ではないんだ。
特に。異性に対してはね。

おや?
その眼差しは…信用してないね?

確かに、言葉にしないと気持ちは伝わらないよね。
言葉に変えたとしても…
僕の想いが全て通じる訳じゃない。

言葉にして…一層傷付く事もある。
傷付けてしまう。
僕も、相手も…。
だからこそ、避けていたのかも知れない。

僕自身が、傷付きたくはなかったから…。

君の天真爛漫さが羨ましかった。
その明るさが、僕にとって太陽のようだった。
見つめているだけで、幸せに感じていたんだ。
でも…。

あの時、勇気を出して良かったと思っているよ。
僕に何が出来た訳じゃなかったけど。
それでも、君が苦しんでいる姿を見るには忍びなかったから。

そう云う目で見られると、本当に困ってしまうよ。
う〜ん、これ以上は一寸……。

出来れば言葉でなく、伝えてみたい。
僕の素直な気持ちを。
受け取って、くれるかな?

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SITE UP・2003.07.19 ©森本 樹

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