No. 057：迷路

行き先が見付からず
いつだって堂々巡り。
自ら追い詰めて、行き場を失う。

そんな時、目に映るものは全て敵。
自分は唯一人。
絶対的な孤独。

少年犯罪の闇は其処に在る。

人は決して一人で生きている訳じゃない。
そこまで強く出来ていない。
だからこそ、支え合う必要が有る。

こんな事、口で幾ら言っても駄目なんだ。
所詮は大人側の傲慢。
解ってもらうにはどうするべきか。

目線を、グッと下げてみたらどうかな？