「DJブースも5回目突入? おめでとう(棒読み)」
「すっごく棒読みっぽいのが気になるが、有難う」
「お前まで棒読みで返してどうなるんだ?」
「まぁ、これが俺達のコミュニケーション」
「(ニコニコ)」
「お前等、…莫迦だろう?」
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お題・1 小鳥遊班 二本の剣
「西部署勤務は鳩村の方が長いのか」
「そうだな。まぁ、再結成したら殆ど意味無いけど」
「意味無いよな」
「捜査方針とか似てるのか?」
「どうかな、山県君?」
「似てるんじゃないの、鳩村君。
だって、組んでた時期長いのよ?」
「それもそうだねぇ…」
「よく喧嘩しないで続いたよな…」
「いや、喧嘩はよくしてる。
逆に言うと、それで本音を伝えられるから続いてる」
「へぇ……」
「裏表が無いからな、大将は。信頼出来る男だぜ」
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お題・2 気になる存在
「じゃあそれぞれが気になる存在について…」
「では(コホン)。コウから行こうかな(邪笑)?」
「……(怒)」
「アイツは本当に出来た奴だよな。
素直で真面目で、協調性が有って優しくて……」
「…まだ、続くの?」
「それに強いだろう? 後は……」
「惚気られてますな、旦那(苦笑)」
「(龍を指差して)コイツの弟じゃなければな(苦笑)」
「どう云う意味だよ? 聞き捨てならないな」
「アイツの兄に対する真っ直ぐな思いを見てみろよ。
切なくなるってモンだ」
「コウについては語るなぁ、ハト」
「まぁな。今一緒に行動してる奴だってのもあるし」
「山県は誰と組んでるんだ? 単独行動か(笑)?」
「基本一人だがな。時々一兵ともジョーとも組んでる」
「へぇ~。平尾とも組んでるんだ」
「一兵は見た目以上に大人な所が有るからな。
特に何も心配はしてないよ」
「ナンパで変な女掴まえなければな(苦笑)」
「本気で心配してないだろう、お前等…」
「そりゃ…一兵だから」
「危機回避は多分一二を争う位高いぜ」
「敢えて名前が出なかった所を見ると、心配なのは北条か」
「相変わらず暴走してるからな」
「少しは大人しくなっただろう?
流石に30代にもなれば…」
「だと、良いんだがな。
一緒に組んでても心を開いてくれなくなったからな。
これはこれで切ないぜ…」
「昔の奴を知らないから何とも言えないよ」
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お題・3 小鳥遊 茂について
「そう言えば、鳩村は班長さんと折が合わなかったんだって?」
「折が合わないと言うよりもな。
今迄の上司ってのが…何と云うか、
団長の築いてきた物を台無しにするような奴等ばかりだったから
いい加減嫌気がさしてたんだよ」
「それは確かにあるよな。
団長の功績や名前に便乗する奴等が多かった。
それは俺だって感じてた事だ」
「じゃあ班長さんもそう感じた訳だ」
「まぁな……」
「ハトは団長に対して特別の思い入れがあるからさ。
誰が後任でも、認め難い所は有ったんじゃないのか?」
「あぁ……」
「それは人それぞれだと思う。
また、人それぞれで良いんじゃないかとも思うぜ」
「あの時も、お前はそう言ってくれたよな……」
「…あの……(俺一人、蚊帳の外?)」
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お題・4 お互いについて
「じゃあ折角だから、お互いの事を褒め称えてみてよ。
罵り合ってくれても良いけど(笑)」
「素直に褒め称えるとするかな?」
「そうだね、鳩村君(笑)」
「大将はな、結構話甲斐が有る奴だ。
根に持たないし、サッパリしてるし。
それでいて、しっかり聞き役に回ってくれる」
「ハトって言えばやはり持ち前の責任感とリーダーシップかな?
どんな事件でも斬り込み隊長をしてくれるから
俺は後方支援に回り易い。
人の上に立つのは俺よりもコイツの方が向いてるからね」
「…罵り合いを期待してたのに」
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お題・5 これからの「大門軍団」について
「じゃあハトに頼もうかな?」
「本当にそう持ってくるとは…(溜息)」
「あ、良いの?
『大門軍団』と云うのは『象徴』だとも思う。
団長の意思を継いで、俺達は俺達の方法で街を守っていくだけだ。
凶悪な犯罪からね」
「そうだな。団長の願いや思いまでは消えないから。
俺達がその意思を継いで行くだけだし」
「まぁ、これからも一緒に頑張っていこうや」
「それはこっちの台詞じゃい(笑)!」
「…纏めやがったな(溜息)」
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「へぇ、流石に息の合った者同士。色々と話が弾んだみたいだな。
やはり鳩村の大門さんに対する思いって半端じゃないや。
それすらも受け入れてる山県の心が広いのか、それとも…?」