No. 031:資料室【静か】
昔を見つめる為には
此処に篭らなければいけない事もある。
音の無い、暗い部屋。
そして…
蘇る、懐かしい記憶。
資料の中に残る、功績。
確かに、彼等は此処で生きている。
息吹を、感じる。
当時の様子が鮮明に思い出される。
文句を言いながらも笑顔で
必死に調書を仕上げてた姿。
積み上げられる吸殻を数え、
カップ麺を啜りながら
何日も掛けて書き上げた物もある。
事件に行き詰ると
足が自然とこの部屋に向く。
『団長』
そう、自分を呼ぶ声。
彼等が示してくれるのだ。
暗礁に乗り上げた時は、必ず。
今でも彼等は
『大門軍団』の一員として
事件解決の一手を担っていると云う事か。
Copyright(C)2009/08/01 Itsuki Morimoto All rights reserved.
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