No. 037:指針【探しもの】


漠然と未来が見えていただけでも
それが自身の望んだものかどうかも
解らなかった。

どうすれば良いのか。
どうしたいのか。

それを見つけ出したくて喧嘩に明け暮れた。

俺を初めて倒した男は
生きる目標のヒントをくれた。
それこそが、俺の探し求めていた物。

そして、今。

俺はこの場に立っている。
その男の部下として。

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